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ジムニーで行く林道旅
VOL.001
〜静岡県・舞木林道、オッボーキ林道他〜 前編
〜静岡県・舞木林道、オッボーキ林道他〜 前編

今月から始まった新コーナー「ジムニーで行く林道旅」。"林道"と"温泉"、 "観光"そして"グルメ"をテーマに、ビギナーでも気軽に楽しめるワクワク&ドキドキな、ジムニーならではの旅日記だ。
スコップやクッションロープなどのレスキューアイテムを積み込んで、さぁ、林道ツーリングに出かけよう!

走れる林道はまだまだある!

静岡県の棚田等十選のひとつ「久留女木の棚田」。これは全景ではなく、ごく一部だ。

林道ツーリングは最も手軽に楽しめるジムニー遊びのひとつ。ここで言う林道とは、もちろんダート(未舗装路)のこと。

舗装化は年々進む一方だが、新たな林道が作られているのも事実。探せば走れるダートはまだまだ残っているのだ。

今回目指したのは、静岡県の天竜川近辺。ロングダートこそ少ないが、林道の宝庫と言われるスポット。さらに冬でもほとんど積雪がないため、ほぼ一年中走れるのが魅力である。

そんな林道天国の中から選んだのは、舞木林道とオッボーキ林道。いずれも10km未満のミドルダートだが、オッボーキ林道に関しては林道が密集しており、また支線が多い。それらを走り継げばそこそこの距離となるのだ。

地図を見ていて気になったのが“久留女木の棚田”。調べれば静岡県の棚田等十選のひとつで、有名な観光スポットとなっているとか。さほど遠回りにならないから立ち寄ったところ…想像以上の規模で「おおっ、すげ〜な!」と素直に感動した。

久留女木の棚田で出会った美女に頂いたフキノトウ。宿で天ぷらにしてもらい食した。

そして、ジムニーから下りて探索していたら「何処から来たの?」と女性の声。「おいおい、こんな所で逆ナンされちまったよ〜。まいったね〜」と振り返ったら…。

これまた「おおっ!」と驚くような美女!! は夢物語(失礼!)。うん十年前は間違いなく美人であっただろう、ふたりのおばちゃんが、にこやかに話しかけてきた。

地元の確かな情報を聞いたりで、1時間近くは話し込んだだろうか? 「ボクらそろそろ行き〜ます。ありがとうございました!」と挨拶したら「これ持っていきな。天然モノだから美味しいよ」と採れたてのフキノトウを頂いた。

こんな人との触れ合いが、旅をより思い出深いモノとしてくれる。気分が良くなったところで、さぁ、舞木林道を走るぞ!

道の駅“くんまの里”の名物“蕎麦”。なかなかの美味で、高い評判も納得であった。

と思ったが、腹が減ったので昼食タイム。舞木林道の入り口近くにある道の駅“くんまの里”のソバが美味しいという情報なので、それを信じることに…。

空腹だったこともあるが、打ち立て&茹で立ての麺はしっかりとした食感。蕎麦つゆも甘すぎずで、好きな味付けだ。ボリュームも十分で価格的にも大満足。さぁ、いよいよ林道だ!