以前に静岡の林道を調べていた時、気になったのが「湯谷温泉」。
1300年の歴史を誇り、とても評判の高い宿が軒を連ねるという。
詳しく調べたら近くに未走行の林道も発見!
「こりゃあ〜楽しみだ!!」とAPIOの社長・河野さんに話をしたら「一緒に行こう!」と飛び入り参加。
さて、どんな珍道中が待ち受けているのか?
ツーリングの楽しみは計画段階から始まる。まずは行く方角を決め、次に林道と温泉を探す。林道と温泉のどちらを優先するかは、その時の気分次第だ。
今回の決め手となったのは、愛知県新城市にある「湯谷温泉」。以前、静岡方面の林道ツーリングを計画していた時に知った温泉だ。初耳だったので少し調べたら、1300年の歴史があり、評判の高い宿が軒を連ねていた。
結局その時は林道の関係で他の宿にしたのだが、どうしても行ってみたい!そこで真剣に調べたら、東名自動車道・引佐ICの近くに奥山林道と扇山林道を発見した。いずれも未走行の林道だ。湯谷温泉から小一時間ほどの距離なので、迷わずに決定!
Yカメとさらに計画を練っていたら河野さんから別件で電話があり、色々と話をしているうちに予想していたとおりに(?)林道ツーリングの話題に。
河野さん「今回は何処へ行くんですか?」
筆者「浜松いなさICの近くの林道で、湯谷温泉というところに泊まりますよ」
河野さん「どんな林道で、どんな宿なの?」
筆者「我々も初めてで………」と説明していたら
河野さん「イイっすね〜。是非一緒に行きましょう!」
筆者「え〜〜〜、どうしようかな?(笑)」
ジムニーが2台なら、いざというとき安心だし、何よりも気心知れた河野さんなら、こちらも大歓迎! いつも以上に楽しい旅となりそうだ!!
当日、待ち合わせ場所には河野さんが先着していた。まるで待ちわびた遠足に出かける子供のような、嬉しさを隠しきれない満面の笑みを浮かべている。
河野さん「遂にこの日が来ましたね〜」
筆者「天気も問題ないし、イイ旅となりますね!」
河野さん「もう、楽しみで5時過ぎに目が覚めましたよ」
筆者・Yカメ「はやっ!」
河野さん「で、そのまま家を出ちゃいました」
筆者・Yカメ「えっ!」
聞けば予定よりも3時間早く来て、車内で仕事をしていたとか! そこまで喜んでくれると、計画した我々も嬉しくなってくる。「オレ達も河野さんに負けずに楽しみぜ〜」とYカメと気合いを入れて(?)、まずは奥山&扇山林道を目指すことに。
浜松いなさICから数kmとアクセスが良く、迷うことなく奥山林道の入り口に到着!「まぁ、のんびり行きましょ〜」と河野さんを先頭にアタックを開始した。
噂通りのフラットダートで、道幅は広くないがビギナーでも安心して走れる林道だ。また調べたところ、眺望は期待できないとのことだったが、下界を見下ろせる箇所がいくつかあったのも嬉しい誤算。所々に駐車スペースもあるので、ゆったりとランチタイムを取ることも可能である。
奥山林道と扇山林道、2本の林道を全走破して、その距離は約14km。快適すぎてやや物足りなさを感じたが、昼食をとっていないし、Yカメの「汗をかいたから、早く温泉に入りたいな〜」という言葉に河野さんと筆者も思い切り賛同。林道を後にした。