主催するSSER 山田 徹氏はラリーのコース設定に妥協することを知らない。サービス精神旺盛な彼はいたずらにループコースを設定せず、オーガナイズ側の移動や設置が過酷になろうともモンゴルの奥へ奥へ進み、エントラントの一生の思い出になるようなコースを与えてくれるのだと言う。千変万化の路面はひとつとして同じものはないのだ。以下に、今年のラリーモンゴリアのプロモーション映像をリンクしておこう。
そんなコースを僅か660ccのジムニーが一生懸命に走って来る。今年は日本人だけでも二輪・四輪合わせ40名近い選手が参加(メカニックを除く)、海外エントラントを合わせればかなりの人数に登ると言われているが、その中でこの6台のジムニーがいったいどのように戦ってくるのか? 尾上号が、菅原号が、そして篠?号がどう絡んで行くのか。初出場の2台は無事帰ってこれるのか…。
ラリー期間中、SSERのホームページでは情報が随時更新されていくはずだ。そしてジムニー達の活躍の詳細は、また秋口にこのホームページでご紹介していく予定だ。さあ、次ページからは各チームの選手とそのマシンをご紹介していこう。
<文:河村 大 写真:山岡 和正>