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12.09.10

【Vol.4-1】ジムニーで行く林道旅~福島県・黒沢林道他~

林道を走って温泉に浸かる! このメニューを考えるのは難しいようで、かなり簡単なこと。
今回も訪れたことのない温泉を選び、林道を探したら予想以上に近くてビックリ!
それは福島県の芦ノ牧温泉と、一ノ瀬戸四ツ屋林道&黒沢林道だ。
林道はともに10km超のミドルダートだから、十分に満足できるだろう!

珍しい温泉に心を奪われた!

山の斜面を利用した棚田式の露天風呂。凝った造りと景色が魅力だ。

前回の旅は、どうしても行きたい温泉があり、それを絶対条件として全体のスケジュールを組んだ。「今回は林道を先に選ぶか!」と思いながら、下調べしていたところ、「棚田式の露天風呂」という文字が目に飛び込んできた。

えっ! 何それ? すげ~興味がある!! 詳しく調べてみると…。

福島県会津若松市にあり、1200年もの歴史を誇る温泉であった。訪れたことはないけど、なんかやたらと聞き覚えがあるような…あっ! 芦ノ牧温泉って、数年前に猫が名誉駅長となった駅じゃん。

まぁ、それは置いといて、棚田式の露天風呂の写真を見たら「入りて~」と我慢できなくなった。どんなに林道が離れていても、絶対この温泉に入る! 強く決意して周辺の林道を探すと、目と鼻の先に一ノ瀬戸四ツ屋林道があるじゃないか! さらに調べると、10kmも離れない距離で黒沢林道と繋がっている。いずれも10km超のミドルダートで、前者は稜線を走る道、後者は沢沿いの道とロケーションが異なる。申し分のないメニューの完成だ!

異国情緒溢れる布引高原

黒沢林道は全般的にフラットダートだが、所々に深い溝がある。スピードの出し過ぎに注意!

今回も1泊2日の旅である。1日目は東北自動車道・白河ICで下りて、まずは黒沢林道を走り、その後に一ノ瀬戸四ツ屋林道を走破。目的の棚田式露天風呂の宿に宿泊し、翌日は悪天候という予報なので、そのまま真っ直ぐに帰宅する計画だ。まぁ、計画通りにはならないだろうけど…笑。

黒沢林道はその名の示す通り「黒沢」沿いに走っている林道。県道235号線から県道325号線を結んでいるので、迷うことなくアプローチできた。

林道の多くは入り口が分かりにくく、迷うことは珍しくない。スタートが良いと気分も高まる(オレは単純な男だ!)。

「今回も楽しい旅になりそうだ!」とテンションを上げながらも、スピードは控えめで前へ進む。すると路面がダートになるや木々に囲まれ、まるで緑のトンネルを走っているかのような豊かな大自然が出迎えてくれた。

沢沿いを走り、所々で交わるため、橋が多い。自然にマッチしたデザインだとイイんだけどな…。

広葉樹が多いため木々の緑が明るく、心がとても爽やかになる。マイナスイオンたっぷりで、森林浴には最適だ! 路面は所々に深い溝があるけれど、全般的に手入れが行き届いたフラットダート。ゆったりと走るには最高のロケーションである。

道ばたの雑草が刈られているから、日頃からかなりこまめに手入れされているのだろう。とにかく快適な道で、これなら乗用車でも問題なく走れる。筆者も二駆で走っていたが、勾配がきつくなると所々でスリップし始めた。そこで自然にもローインパクトを心がけ、フリーハブをROCK&トランスファーを4Hにシフト。確実なグリップ走行で高度を上げていく。

視界が開けてくると、間もなく安藤峠に到着する。道は良いのだが、眺望は期待できない。

視界が開けてしばらくすると、「安藤峠」に到着。下調べでは「眺め良し!」と紹介されていた。天栄村の眺めがよく、遠くに那須連邦が望めるとのことだったが、林道脇の草木が育ちすぎて何も眺望できず…。自然が豊かすぎるのも問題か(笑)? まぁ、気分良く走れたから良しとしよう!

黒沢林道を走ったら是非とも立ち寄りたい場所がある。それは安藤峠近くの分岐から東に下った「布引高原」。ここにはなんと、33機もの風力発電用風車が建っているのだ。その光景はまさに圧巻。とても日本とは思えない、異国情緒が漂うスポットである。

さて、黒沢林道だが、安藤峠を境に雰囲気が変化。全体的に薄暗くなり、路面も凸凹が大きくなった。会津若松市と天栄村との境なので、手入れが違うのだろう。おかげで異なるロケーションを楽しめた。さぁ、次は一ノ瀬戸四ツ屋林道だ。

33機の巨大な風車が建っている布引高原。日本とは思えない景色が広がっている。

Vol.4-2へつづく...

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