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12.10.10

【Vol.5-1】ジムニーで行く林道旅〜静岡県・智者山林道他〜

今回は蔵出し編・第二弾として、春前に訪れた静岡県を流れる大井川沿いの林道お届けしよう。
大井川周辺は全国の林道マニアに知られた林道パラダイス。
冬場でもほとんど積雪がないため一年中走れるのも大きな魅力。
温泉だって、かの有名な寸又峡温泉があり、ゆったりと寛げるのだ!

走りやすい林道をチョイス

智者山林道の入り口には大きな標識が建てられているので分かりやすい。路面はすぐにフラットダートとなる。

サスペンションに「APIOやわらちゃん安心キット」、タイヤに「ジオランダーA/T+」(ホイールはAPIOのWILD BOAR)を装着し、悪路走破性を大きく高めているJA11山岡号。しかし、この林道ツーリングに行った当時はまだノーマルサスに純正のオンロード用、それもハイウェイ向きタイヤを履いていた。そのために、楽しそうな枝道や下調べで「荒れている」という情報の林道は避けていた。

スタックやレスキュー作業は楽しいのだが、それはオフロード遊びを前提とした場合のこと。この林道ツーリングは「ビギナーでも楽しめる」をコンセプトとしているため、敢えて必要以上の冒険を冒さないよう心がけている。

大型車両が通るため、路面はしっかりと固められており、とても走りやすい。

そんな条件下で選んだのは、静岡県の大井川沿いにある・智者山林道。初めてなので色々と調べたら、普通乗用車でも走れる約15kmのダートと判明。さらに景色も良いとのことなのでメインメニューに決定した。物足りなければ少し南下すればOK。約14kmの蕎麦粒林道をはじめ、約8kmの藤川林道、同じく約8kmの下泉笹間林道など7本もの林道が走っている、まさに林道パラダイスなのだ。

温泉は近くに寸又峡温泉があるから1泊2日の林道ツーリングには最適。東京からだと日帰りも十分に可能だが、五十路を迎えた老体にムチを打ちたくない(笑)。まったりと過ごしたいから寸又峡温泉に泊まることとした。

実は当初、智者山林道は走らない予定だった。というのも、私が持っている林道情報誌やネットで調べるとダートは約5kmで短かったからだ。しかし、Yカメが「もっと長くなっている!」という情報を入手。発信源が信用できる知人だったので、チャレンジすることにしたのである。まぁ、いずれにせよ初めてなので興味は尽きない。果たしてどんな林道なのだろうか?

景色が七変化! この林道はGood!!

途中にある広場。とても広大で、クロカン遊びできるような凸凹もあった。

東名高速・静岡ICで下り、国道362号線を北上する。智者山林道は国道362号線から一般道に入り、わずかな距離にあるのでアクセスは簡単! とはいえ、実際は手持ちの地図には記載されていない道が幾つもあり、迷うのが普通。しかし、今回は見事一発で入り口にたどり着いた。さい先の良いスタートを切れた!

入り口には「広域基幹林道『智者山林道』開設工事」と記された立派な標識が建っており、そこには総延長15.5kmと記されていた。Yカメの知人情報に偽りはなかった。さらに「工事車輌出入り口」の看板は立てられているが、「一般車両進入禁止」の文字は何処にも見当たらない! 遠慮なく走れるのは(もちろんマナー厳守! すべては自己責任)、やはり嬉しいもの。天気は快晴、我々の心も晴れ晴れだ。

工事中、さらには林業が盛んなこともあり、路面は手入れが行き届いておりとても走りやすい。大型トラックやダンプカーが走るため道幅も広く、実に気分の良い林道である。

稜線に出るとご覧のような視界の開けたロケーションとなる。剥き出しの山肌がワイルド!

入り口付近は視界が開けていたが進むにつれて木々が深くなり「山奥を走っているな〜」と実感。昼間でもライトオンが必要なほど薄暗い中をのんびりと走らせる。景色の良い林道も良いが、このように自然の豊かさを味わえる林道も筆者は好きだ。

ずっと深い木々の中を走るかと思いきや、稜線に出て視界が開けた。そして林業の作業場なのか、所々にとても広いスペースがある。さらにそこからの景色が実に素晴らしいのだ。また山肌が剥き出しの所があったりと、智者山林道様々な表情を持っている。距離は15km、それもほとんどがダートだから、筆者的には三つ星クラスの評価だ。もう一度戻ろうか? と真剣に考えるほど、とても魅力的であった。本来ならここで宿に向かうところだが、気分はドライビングハイ状態に突入。「まだ走るぞ!」と、2日目に予定していた藤川林道を目指すことにした。

林業が盛んなため支線も多い。全部アタックしたら1日じゃ足りない?
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