TEAM APIOドライバー 尾上 茂(アピオ会長)のRALLY MONGOLIA 2012レポート!
ハードなモンゴルラリーで純正ラテラルロッドがヘの字に折れ曲がった・・!
今回のモンゴルラリー、俺は参戦6回目だがとにかく参戦始まって以来のハードなラリーであった(俺には)・・。
今や地球全体が温暖化したためだろうか、とにかく日本でもモンゴルでも観測始まって以来の悪天候にさらされているようだ。
そして今年のモンゴルはまるで南方のスコールみたいな激しい雨に見舞われた。
そんな中ジムニー軍団は良く走った。
そのジムニーの中に神戸から参戦のD氏のジムニーJB23、中盤になってハンドルに異常が・・! 確認するとフロントのラテラルロッドが「ヘの字」に折れ曲がって真っ直ぐに走れない状態になったようだ。でもジャッキを使ったりして何とか走れる状況に戻した、なかなかやるね~・・!
しかし終盤になるとまたもやラテラルロッドが折れ曲がってしまった、幸い鉄棒を溶接してまずは一安心・・。
ところがそのロッドのブッシュがすり減ったか・・・?今度はハンドルがガタガタ振れる、要するにシミー現象が発生し舗装道路でまともに走れない状況になった。
このロッドを新品に交換しない限りどうしようもない・・。
彼らはそんな悪条件のなか頑張って見事完走を果たした。いや~アッパレアッパレ・・!ですね~・・!
ところで我らのジムニーにはアピオの強化タイプ調整式ラテラルロッドをすでに装着済みである。
お蔭でどんなハードな走りでも全くトラブル発生しなかった・・。
俺はてっきりDさんの車にはこの赤い強化ラテラルロッドが装着されているものと信じていた。ところが純正ロッドを加工し調整ネジを溶接取り付けしたものであった。以前からこの手のロッドは「折れる」ということは知っていたが、まさかラリー車に装着されていたとは知らなかった。もっと事前に気が付いていればこんなことにはならなかった・・。反省・・。
車高を上げたり、ハードな走行をする方は気を付けてくださいね・・・。