5月の連休明け14~15日、カミさんを誘って立山黒部アルペンルートの小旅行に出かけた。
勿論今回完成したNEW サスペンション装着車でだ!
14日午前中出発の予定だったが当日の朝方まで大型台風の大雨が・・、あわや我が家の車庫が泥水浸水か・・? おかげさんで車庫は何とか浸水しないで済んだが車庫前のアプローチ部分が崩れた向かいの山からの土砂でふさがれた。
消防車が駆けつけたり市役所の緊急工事トラックやらで大賑わい、もちろん野次馬も・・。
何とか午前中でおおむね泥も撤去。
せっかく宿まで手配してあるのだから・・って訳で午後から出発。
今回はアピオの社長からの依頼でジムニーのサスペンションテスト走行を依頼されていた。
最初は8段調整ダイヤルをフロント/リア共(5)にして出発。
※減衰力調整ダイヤルは1が最もソフトで8が最もハードになる。
前回の一人で行った箱根や相模川ではフロント(5)/ リア(4)が一般走行時において俺のお薦めであったが、今回はカミさんが同乗、それと2人分の荷物が・・おおよそ60kg位の増量になるからリアを1段上げて(5)にしたわけ。
今回は今年の2月に開通した圏央道から―中央道―長野道―大町ICと進んだ。
「乗り心地はどうだい・・」とカミさんに尋ねた。「なかなかいいよ・・」の返事。 ま~悪くはない・・・?
長野県に入ってからか・・SAに立ち寄った際、カミさんがトイレに行ってる間にナイショでリアを1段下げて(4)に変更・・。
「道路がずいぶん滑らかになったね~」突然のコメント・・。
いや~ビックリしたね~・・、感じちゃうんですね~・・横に乗ってただけで・・。
俺「いや~さっきリアのダイアルを1段下げたんだ」 カミさん「こっちの方が断然快適、こりゃ素晴らしい」であった。
いつも調整式ショックアブソバーを開発する時は8段なら、中間の4〜5段目あたりが一般的な設定をするんだが、人によって「硬い方がいい」とか、「柔らかめが好きだ」なんて我がままをおっしゃる。 でも今回の8段ショックアブソーバーまさに当たりって感じ。
いや~・・この一言が今回の旅行中一番の成果であったと思う。
車高が約2cmアップ、柔軟で高速も山坂もしっかり走る。なおかつオフロードではTS4(60mmアップサスペンション装着車)には少し及ばないが、そこそこ熟せるサスペンション。
2日間の走行距離(トリップ)998km、帰宅時間22時を回った頃であったが気持ちよく走った時は疲れないもんだね~・・!
今回の小旅行にに使用したのは、前回箱根での試走に使用した車両と同じ、JB23-10型のATミッション車。
サスペンションには車高20mmアップのA2000SA-20コイルスプリングと、ROADWIN N8ショックアブソーバーを装着。
マフラーにはアピオの静香御前が装着されている。
タイヤはジオランダーM/Tの175サイズ。