海外サイクリスト兼モデル 山下晃和のアピオジムニー旅暮らし Vol.1「TS7を選んだ理由」
こんにちは。前回プロローグとして、自分自身のことを語りましたが、今回はアピオジムニーTS7を選んだ理由をお話しましょう。
以前、雑誌の撮影でノーマルのジムニーに乗ったのですが、そのときは、サスペンションの沈み込み具合が玄人好みのものだと思い、敬遠してしまっていました。
しかし、TSシリーズを試乗させていただくと、サスペンションが物凄く優秀なことに感動しました。ロードでも、ダートでも、ハイウェイでもOKな
しなやかさと、しっかりとした強さ、その両方とも持っていたのです。
TS4は60mm車高アップで、こちらのTS7は45mm車高アップ。その分、市街地走行、高速道路走行に長けています。
僕の生活のなかで「街乗り」は必要不可欠な要素のです。
もともと東京で育ったということもありますし、東京の中心地に住んでいることもあります。仕事柄、都内スタジオでモデルの活動があることもそうですが、それ以外に、海外を自転車で走っていたとき、街が見えたときの気持ちから、より街好きになってしまいました。
もう例えようがないくらいほっとしたからでしょう。
山の中を数週間、砂漠の中を数日間と走って、ようやく見えてくる人の営み。もちろん、人が集まる分、治安が悪くなることはあるのですが、それでも、水があって、食料があって、そこに生活の手段がありました。
それから「街」の存在の大きさを改めて知ることになります。
僕がこれから長い人生アピオジムニーに乗ることを考えると、住んでいる東京を走って気持ちいいクルマ、それがTS7だったわけです。
だったら普通の乗用車でいいのでは?と思うのですが、アウトドアスポーツが趣味であり、仕事でもあり。
フィールドに出る機会が多いので、四輪駆動であること、ダート走行できることも憧れだったのです。
サーフィン、自転車(MTB)、キャンプ、登山、野球などアクティブなものには必ず道具が付いてまわります。そうなると、ルーフキャリアも付いていたら便利です。
そんないろいろなワガママに応えてくれるオールマイティーな一台で、銀座の街をドライブしました。次の日が休みだったので、夜景を楽しみながら。ヨシムラマフラーの深いサウンドが耳にしっくり来て、いいBGMにもなり。
いま、クルマを運転することが本当に楽しいです。