JIMNY LIFE ジムニーをとことん楽しむ僕らのライフスタイルマガジン JIMNY LIFE ジムニーをとことん楽しむ僕らのライフスタイルマガジン

CATEGORY MENU

  • すべて(515)
  • ジムニー車中泊・ひとり旅(44)
  • ジムニー探検隊NEXT -聖地探訪-(2)
  • ジムニー探検隊NEXT -祭り、その街-(10)
  • ナローシエラで林道探訪(34)
  • ジム知る(13)
  • ユイカメjimny(24)
  • ジムニーを話そう(13)
  • 湯 あみ旅 / 木村亜美(6)
  • 森の光と黒蔵の旅 / 写真家・瀬尾拓慶(19)
  • TSジムニーのトリセツ(8)
  • ビヨンド・ザ・フィールダー(15)
  • ジムニーで行く林道旅(92)
  • 山下晃和のアピオジムニー旅暮らし(37)
  • ON THE STREET BURGER(47)
  • 日本再発見ジムニー探検隊(82)
  • ジムニーライフ トップへ戻る
ジムニー車中泊・ひとり旅
VOL.040
ジムニー車中泊ひとり旅 VOL.40

CATEGORY MENU

  • すべて(515)
  • ジムニー車中泊・ひとり旅(44)
  • ジムニー探検隊NEXT -聖地探訪-(2)
  • ジムニー探検隊NEXT -祭り、その街-(10)
  • ナローシエラで林道探訪(34)
  • ジム知る(13)
  • ユイカメjimny(24)
  • ジムニーを話そう(13)
  • 湯 あみ旅 / 木村亜美(6)
  • 森の光と黒蔵の旅 / 写真家・瀬尾拓慶(19)
  • TSジムニーのトリセツ(8)
  • ビヨンド・ザ・フィールダー(15)
  • ジムニーで行く林道旅(92)
  • 山下晃和のアピオジムニー旅暮らし(37)
  • ON THE STREET BURGER(47)
  • 日本再発見ジムニー探検隊(82)
  • ジムニーライフ トップへ戻る
ジムニー車中泊ひとり旅 VOL.40

ジムニー車中泊ひとり旅 VOL.40「長野県・栄村」
Traveling alone with jimny.


雪を頂く南アルプス山景の澄んだ水と
眩く光る紅葉の森


豊かな森に囲まれ、清らかな水が溢れる白州。
岩清水をイメージさせる南アルプスの麓、その晩秋の色鮮やかな森へ行く。

Photo & Text / 山岡和正

SPECIAL THANKS / 南アルプス三景園オートキャンプ場

雑誌、WEB、カタログなど中心に、対象物を選ばず多方面で活躍するフォトグラファー。
特に車やアウトドア、旅などには定評がある。
日本の林道の有識者とも言われ、四駆でのオフロード経験値も高い。
ウェブサイト:http://kaz-yamaoka.com/
SNS:Facebook

SNSやテレビには、美しい紅葉の風景が映し出されている。
赤や黄色に彩られ、透過光に輝く木々の葉を縫いながら林道を走り、紅葉の帳に紛れてキャンプしたい。
しかし、計画するのは簡単でも、問題は場所なのだ。今は紅葉シーズン真っ只中、どこも人や車で溢れているに違いない。林道に関しては渋滞など皆無なので秋の山々を満喫できるだろうが、野営場選びが大変そうだ。ともかく、探さないことには話が進まないので「紅葉」「ロケーション」などをキーワードに、ようやく求めていた美しいキャンプ場を見つけることができた。
問い合わせると、今が紅葉のピークを少し過ぎたところだという。
このままだと葉が落ちてしまいそうなので、慌てて準備を整え、他のキャンパーが少ないはずの平日を狙って出発した。

二日間の行程で両日晴れ予報だったのだが、中央道を下りて空を見上げると南アルプスの山々の上空には厚い雲が覆い被さっている。
紅葉の美しさは光と一つになることで本来持っている色や形を最大限に輝かせる。光がなければ、その魅力も半減してしまう。
少し落胆し、透明度の高い流水を目の端に留めながら、川沿いを甲斐駒ヶ岳方面にある林道へと走った。

雲の隙間から時々陽が射すものの、
南アルプスの北斜面であるこの辺りの林道は他に比べると薄暗い。せっかくの紅葉も濁った色で何とも切ない気分になる。並行する川は清々しく、林道自体は走りやすくて楽しいのだが、本来の目的である紅葉の風景がイマイチなのだ。残念だが、それは明日の天気に期待することにして、少し早めだが野営予定のキャンプ場へ向かうことにした。

キャンプ場は広々としていて、期待通りに黄色の世界が出迎えてくれた。数組のキャンパーはいたものの、各サイトがうまく配置され他が気になることはない。足元には、隙間なく枯葉の絨毯が敷き詰められ、すぐそばを流れる川の水は透き通るような水色である。甲斐駒ヶ岳が源流とし、そこまでの距離も短いので清らかなまま流れてくるのだろう。
簡単な食事を終えて小さな焚き火で暖を取り、枝葉が風に揺れて触れ合うカサカサという音を聞きながら、心地よい眠りにつく。

翌朝は青空の広がる明るい日和になった。
ナローのJB74で走りだすと、昨日は暗くて見過ごしていた暖色に色づいた葉が、そこここで「私はここにいるよ」とでも言わんばかりに光を纏い明媚に揺れている。
柔らかな日差しの中、コーヒーブレイクに興じながらふと見上げれば、時折吹いてくる強い北風にあおられて、数多の葉が枝から離れていく。
そして、やがて来る粉雪のように美しく舞い踊っていた。

錦織りなす森と、落葉の敷き詰められたダートを行く
着飾った林道はいつもより楽しい

未舗装路の林道を四駆で走るとテンションが上がるのは常だが、紅葉や新緑の季節だと更に面白い。 自然の色と匂いや音などが、五感を刺激してくれるからだろう。このままどこまでも走っていたいと思わせてくれる季節なのだ。

予想よりも暗くなるのが早い そして寒いのだ

陽が落ちるとダウンジャケットが必要だが、車内ではトレーナーでも問題なかった。朝食には温かなスープとホットコーヒー、そして厚切りのベーコンエッグが美味い。

華やかな森の後 静かな冬が訪れる