今度は趣旨をガラリと変えて「陸上自衛隊広報センター」をご紹介しよう。朝霞駐屯地の敷地内にある同館は、税金を支払っている国民に陸上自衛隊の活動や装備の一端を知ってもらおう…というような目的で開設された。
陸上自衛隊と聞くとアレルギーを持つ人もいるかもしれないが、ミリタリーファンでないかぎり日本の軍備がどんなものか知らないというケースが多いと思う。自衛隊の実態を知るには、実にいい施設なのだ。
朝霞駐屯地専門脇からセンターに入ると、サマワ派遣でメジャーになった「軽装甲機動車(LAV)」が出迎えてくれる。入場料はもちろん無料。エレベーターで2階に上がると、展示がスタート。2階には大したものはないが、眼下に広がるメイン展示室には圧倒される。
天井からは空挺隊員が落下傘降下しており、さらに90式戦車、AH-1S対戦車攻撃ヘリが並ぶ。さらに89式自動小銃や5.56㎜機関銃、自衛隊員個人装備など、普段は縁遠い陸上自衛隊のことが分かる仕組みとなっている。
総合火力演習や駐屯地祭など、自衛隊の実態を垣間見る機会はあるものの、車両や装備に触れる機会はそうそうない。同館では90式戦車をはじめ、車両やヘリコプターに触ったり頬ずりしたりしても、誰にも怒られないのだ。ミリタリーファンにはちょっとした天国だ。