筆者とYカメは共に血液がO型のためか、とにかく楽的的な性格をしている。旅に慣れていることと急な仕事が入ることもあり、この『ジムニーで行く林道旅』も突然決まることがほとんど。午前中に「明日行くか!」と話し合ってから林道を探して宿を手配することも少なくない。我々の辞書に『計画性』などという単語は載っていないのだ。特に筆者は人生そのものが無計画だから(それが独身の理由か?)仕方のないことである。そんな話はさておき、前回の旅が終わってすぐに『次は伊豆にしよう!』と決めていた。
目的とする林道は西伊豆を走っている『土肥中央林道』と『林道上池線』の2本。同じルート上で繋がっており、合計で約11kmのダートランを楽しむことができる。距離は十分だし、晴れていればかなりの景観が望めるという。まぁ我々ふたりは驚異的な晴れ男なので、天気の心配は無用。
あとは宿と日程を決めるだけだが、筆者が多忙な時期だったため、Yカメに一任した。伊豆はYカメが好きでよく訪れる地域だけに様々な情報を持っており、すぐに理想的なプランを練ってくれた。
旅の思い出を大きく左右する宿は評判の高い民宿を手配。Vol.22でも述べたが西伊豆の民宿にハズレはない。どこでも新鮮かつ豪華な海鮮料理をお腹イッパイ食べられるのだ。そんな中からYカメが選んだのは土肥温泉にある『松屋』。海鮮料理はもちろんのこと『サザエの釜飯』に惹かれたという。食べたことはないが、絶対に美味いだろう。今回の旅も楽しくなること間違いなしだ!