小豆島はその温暖な風土ゆえに、古より人が住む島だった。古代では吉備国(岡山県)の国司に管理され、平安時代からは皇室御料地、その後細川氏、豊臣氏、小西氏などの支配を経て、江戸時代には天領となっている。小豆島は豊かなだけでなく瀬戸内海の海上交通の要衝であるため、時の権力者はみな支配したがった。
小豆島の総面積は153.3k㎡、海外線の総延長は126kmというそこそこ大きな島だ。ちなみに日本の島では19番目の大きさなんだとか。某自動車のCMで「あずきじま」と読んで子供に正される場面があったが、古代には「あずきじま」、中世では「しょうずしま」と呼ばれていた。
河野隊長も僕も、実は島好き。島は閉鎖的なようで、海と空に囲まれた開放的な土地だからだ。特に隊長は倉敷出身で幼少から瀬戸内海に馴染みが深い。小豆島には子供の頃に行ったというがあまり記憶がないということで、今回の探検場所と相成った。
さて、淡路島は橋で渡れるが、小豆島に渡る手段はフェリーだけ。神戸、高松、宇野、日生、岡山など本州の6箇所から計9路線のフェリーが小豆島に向かっている。島側の到着地は別々だが、土庄(とのしょう)港か池田港が大きくて、島内交通の便もいい。ちなみに本州からだと新岡山港からの両備フェリーが一番便数が多く、乗船時間も70分と手頃だ。