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13.02.12

【Vol.9-1】ジムニーで行く林道旅~長野県・七蔵寺林道他~

「古い町並みってイイよな〜」と、ある日突然宿場町に行きたくなった。そうだ! 今度のツーリングは「宿場町に行こう!!」
相棒のYカメに伝えたら「イイね〜」とふたつ返事。
そこで宿に温泉はないけど、林道との兼ね合いで行き先は「奈良井宿」に決定した。
予想外の積雪でスノーアタックを強いられるなど、冒険心をくすぐられる旅となったのだ。

少しの残雪は覚悟していたが…

七蔵寺林道は入り口から10mも進まないうちにご覧の状態。レスキュー道具がなかったので、行く先に不安を感じた。

先にお断りしておくと、今回の記事は昨年の春先に行ったツーリングの紹介となる。予想外に残雪が多く、また当日も春雪に見舞われるなど「雪」のインパクトが強すぎて冬場まで保存していたのだ。では、本題に入ろう!

思えば、林道ツーリングで宿場町を観光することはあるが、宿泊したことはほとんどない。何故か? そう、風呂が温泉ではないから。「旅で泊まる時は温泉宿」という筆者とYカメのこだわりが宿場町での宿泊を遠ざけていたのだ。

筆者:「別に温泉がなくてもいいよな?」
Yカメ:「オレ的には町並み次第だな。味わいがないと良い写真が撮れないじゃん」
筆者:「まぁ、そうだな。規模でいうなら奈良井宿か?」
Yカメ:「あぁ、あそこなら良い絵取りが撮れるな。林道も近くにあったと思う」
筆者:「確か短い林道が近くにある。七蔵寺林道からも遠くない気がする」
ということで、今回のメニューは奈良井宿に泊まり、七蔵寺林道と鳥井峠林道を走ることに決定。温泉は帰路にある日帰り温泉に浸かることとした。

雪がなければフラットダートで快適だ。視界も明るく開放感がある。

まずは七蔵寺林道を目指す。この林道は、長野自動車道・岡谷ICから約4kmとアクセスが良好ながらも8km超のミドルダートなのだ。

さらには“日本のヘソ”と呼ばれ“日本中心の碑”が立っているなど、多くのライダーや4駆乗りが走りに来る全国的にも有名な林道である。起点は「しだれ栗森林公園」の中にあるので分かりやすく、手持ちの地図でも迷うことなく来られるだろう。筆者は数回来ていることもあり、もちろんすんなりとアプローチできた。しかし、林道に入ったらいきなりの積雪。それも少しだけ…というレベルではないのだ。
 
筆者:「あれれっ! 予想はしていたけど、ちょっと多いな」
Yカメ:「下でこれだと、上はヤバイいかもな?」
筆者:「チェーン積んでるよね?」
Yカメ:「んっ? あっ、いや、家にある」
筆者:「何してんだよ、残雪は予想できただろう! それでも四駆乗りか?」
Yカメ:「カメラ機材が重いから普段積んでなくてさ。わり〜ね」
筆者:「ったく。スコップはあるよな?」
Yカメ:「あっ…」
筆者:「マジか? スタックしたらオメーが押せよな!」
Yカメ:「はいはい」
筆者:「『はい』は1回でいい!」
Yカメ:「はいはいはい、すみませんね〜」
マジでYカメを殴りたくなったが、山の中でケンカしても仕方ないので、取りあえず行ける所まで行くことにした。

これは途中で撤退すべきか?

“日本中心の碑”を目指している途中で濃霧に見舞われた。この後、霧はもっと濃くなることに…。

入り口からいきなりの積雪で焦ったが、先へ進むと雪はなくなり、走りやすいフラットダートが続く。「この林道は尾根上を走るルートだから、どうやら抜けられそうだな!」とふたりとも安心感に包まれた。
 
しかし、安心したのもつかの間のこと。高度が上がり、北側斜面になると凍結路のオンパレードなのだ。しかもガードレールがないからスリップしたらヤバい。さらには霧が発生して視界がどんどん短くなってきた…。「おいおい、まだ半分も来てないのに、撤退しろってか?」。

とにかく安全運転を心がけ、進めるまでは進もうとJA11を走らせる。風も強くなってきて不安が増大…。ところが、その強風のおかげかしばらくすると視界が回復してきたのだ。さらに凍結箇所も少なくなり、何とか無事に“日本中心の碑”へ到着。雨が降ってきたので、急いで記念撮影をして町へおりることにした。

第六感を信じて!

味良し、ボリューム良し、「かめや食堂」のソースカツ丼。味噌汁や付け合わせも美味しかった。

次なるメニューは…昼食! 今回は信州名物の「ソースカツ丼」を食べるつもりだ。スマートフォンを使えば人気店を探すのは簡単だが、それじゃなんだかツマらない。そこで自分達の直感勝負。町中を走り「ふたりがコレだ!」と感じた店に入ることにした。

これは日頃から我々がよくやる運試しなのだが、その確率はかなり高い…てか、ほぼ100%! 「今回も当てるぜ!」と県道153号線沿いの食堂を物色する。

数件の食堂で「ソースカツ丼」のノボリを目にしたが、我々の第六感が働いたのは「かめや食堂」。駐車場に停まっていたクルマは2台だけだが、味わいを感じる店構えに何かを感じたのだ。さて、その味だが…BINGO! 家庭的な温かみを感じる味付けで、料金もリーズナブル。お腹と心を十分に満たしてくれたのだ。「うどん」も人気商品らしいので、今度来た時は「うどん」を食べてみよう!

完全なアイスバーンだったが、ジオランダーA/T-Sが強力なグリップ力を発揮して無事に走破!

その2へつづく...

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