鎌倉に行くと、とにかく女性の観光客が多いのに驚かされる。古都が醸し出す独特の雰囲気が、女性心をくすぐるのかもしれないが、もうひとつ人気の要因となっているのが、カフェやレストラン文化が独特ということだ。
自然に中にあったり、古民家を改造したりと、とにかく個性的でユニークな店が多いのはたしかだ。我が家もそうした店を探して行くのだが、滅多にハズレはない。やはり民度の高い鎌倉の住民を満足させるには、一筋縄ではいかないということなのだろう。
今回の探検ですごく楽しみにしていた店がある。「樹ガーデンだ。鎌倉駅から市役所通りを西に少し走った山の上にあるカフェである。ここは元々は某企業の社長の別荘だったらしいが、カフェに転用されている。
クルマは市役所通り沿いにある駐車場に駐めて、そこからは階段をずっと登っていくので健脚向きのカフェだ。ちょうど昼時、パスタでもいただこうと思って張り切っていくと、なんと定休日…。がっくり。残念だが、雰囲気はお伝えしたいので、公式HPに出ている写真をアップしておく。
ちなみに、僕がおすすめしたいお店は佐助のほうにある甘味処の「みのわ」。ここはサスペンス劇場に度々登場しており、くずきりが名物だ。それと和田塚駅のすぐ前にある「無心庵」。おばあちゃんの家に来たみたいで、何とも心地良い。あと、作家・大佛次郎がもてなしの家として使っていたものをそのまま利用している「大佛茶廊」。ここも庭の雰囲気がいい。