[ 河 野 ]
へえ~凄いですね。じゃあ蕎麦粉とかも拘って?
[ 安藤さん ]
金砂郷の蕎麦粉とかを好んで使います。
[ 河 野 ]
美味しいですよね。茨城に友人がいて金砂郷の蕎麦は美味しかった記憶が蘇ります。以前よく蕎麦粉求めてハーレーでツーリングとかをしていましたが、蕎麦粉求めてのジムニー旅もできますね。
[ 安藤さん ]
蕎麦もお好きなんですね。翁ってご存じですか?
[ 河 野 ]
広島に達磨をつくったあの高橋名人のお店ですよね。私は行かなかったうちに高橋さんいなくなりましたが身長が私と同じなのと本や映像を通じて勝手にシンパシーを感じています。
[ 安藤さん ]
翁とか、ああいう感じの蕎麦が好きなんです。
[ 河 野 ]
なるほど!じゃあ今度美味しい蕎麦がうてたらぜひ招待してください(笑)私は食べる専門なので。
[ 安藤さん ]
わかりました。ぜひ遊びにきてください。(笑)
[ 河 野 ]
またまた話を戻して(笑)コンプリートカーの中で特におきに入りのパーツはなにかありますか?
[ 安藤さん ]
先ほども言いましたが、やはり前後のバンパー(ガーニッシュ)ですね。
ああいう顔つきでなければ買っていなかったと思います。
[ 河 野 ]
ありがとうございます。あの純正バンパーを取り払ってもっと薄いパーツで顔つきを精悍にするという考え方は1997年にJB33がデビューした際に弊社前社長の尾上が考えてショー用のモデルも自分で創りました。
現在のフロントタクティカルバンパーは私が数年前にフォグ付きバンパーモデルチェンジの際に形状を考えましたが、いまから思うとあの時純正バンパーを取り外してという事に気が付いていないとこうして安藤さんにもお会いできていなかったかもしれませんね。
次の質問ですが、これからジムニーを使ってやってみたい遊びや行きたい場所はありますか?
[ 安藤さん ]
京都や岐阜あたりに憧れがあるのであの地域を巡ってみたいです。
先ほども言いましたが秘湯も巡りたいですね。
実は以前自然素材に拘ったペンションに車(ミニ)で行ったのですが、宿までのアプローチの道が悪路で、ミニだとフロアに干渉して途中でクルマを置いて歩いて宿まで行ったことがあるのですが、これからはそんなこともなくなります。
[ 河 野 ]
まさにジムニーにお任せください!と言わんばかりの場所ですね。その時はクルマは途中に置いて迎えに?
[ 安藤さん ]
はい、荷物も手に持って宿までいきました。ペンションオーナーにこんなクルマできちゃだめだ!と怒られました(笑)
[ 河 野 ]
これからはもう日本全国、ジムニーで辿り着けない宿はないはずです。
大きなクルマや車高の低いクルマだと古くからの温泉街だとパニックになりそうなほど過激に道幅が狭い場所未だにたくさんありますから。旅先で無用な心配なく安心して走ることができるジムニーはまさに小さな巨人と言われる所以です。
最後にコンプリートカーを一言で表現するとしたら?
[ 安藤さん ]
ホ・ン・モ・ノ
[ 河 野 ]
ありがとうございます。
今回納車前インタビューですのでまた数ヶ月後にしばらく乗ったあとの感想もお聞かせください。
これからも末永くよろしくお願いします。
楽しいジムニー生活をお楽しみください。