最初に目指したのは旧朝日村柳生戸にある才ノ神峠。県道208号を東へ走り、小揚に入ると小揚川沿いの林道を進む。
舗装が途切れほどなくして通行止のバリケードがあった。この先の路肩が崩壊しているとのこと。気を取り直して別の林道へ入ってみる。芽生えたばかりの若葉が眩しい森を登って行くとゲートが閉ざされていた。残念。場所を変えるべく県道349号で三面ダムの上流部へ行こうとしたが縄文の里の先でゲートが閉まっていた。まだ冬季閉鎖のようだ。残念無念。通行止ばかりで心が折れそうになりながらも林道を探し続けた末に林道平石線に行き着いた。
「伐採作業中注意」の立看板には「解除中」と貼ってあったので心置きなく入って行ける。ここでは地図にない脇道も探索して楽しむことができたのだが、集落に下りたところで「何して来たんだい?」と呼び止められた。「写真を撮ってきました」と素直に答えて事なきを得たが、山菜採り禁止の立看板があったから声を掛けられたのかもしれない。
続いては林道白滝日倉線へ入った。右に分岐する林道古蔵線には伐採作業の重機が停めてあったが作業員はおらず、その奥へと進ませてもらう。赤溝山へと登る方向のやや荒れ気味の脇道は草木の茂り具合が酷くなってきたところで撤退。戻って林道白滝日倉線で北方向へ抜けようとしたが立入禁止のバリケートがあったので引き返すことになった。