奇数月18日更新! バイク雑誌GirlsBikerとコラボ☆ モデル、カメラマン、雑誌編集という3人の女性による、ジムニードタバタ珍道中をお届けします♪ ■写真/山口結子
暦の上では春がやってきたと言われても、今年は暖冬だと言われても寒いものは寒い!
ということで、私たち一行は霧雨の降ったり止んだりする中、神奈川県小田原市に向けてジムニーを走らせました。日帰りで温泉旅行を楽しむことにしたのです。
みなさんも一緒にドタバタ珍道中へ、いざ。
※今回、わたくしハラダのテンションの関係上1ページ内に収まらなかったため、vol.5は特別に2部構成となりました。こちらは第2部です。1部からお楽しみください(^^)
万葉の湯を出てもまだ雨が降ったり止んだり…。あいにくの天気のままですが、万葉の湯から下道で20分くらいの場所にある第二目的地へ向かいました。ジムニーがとてもよく似合う山の中です…。
きのこ苑お山のたいしょう
・所在地:神奈川県小田原市根府川657
・TEL:0465-29-1393
・営業時間:10:30〜16:00
・定休日:木曜日
・駐車料金:無料
くねくねした急な上り坂が続きます。ジムニーは軽自動車ながらパワフルだなー! 特に今回乗ったのがマニュアル車だから、余計に自分の思ったとおりにぐいぐいのぼってくれます。
そして道に設置された看板通りにくねくね進むと見つけたお山のたいしょう。さっそく車を停めて受付へ。
「寒いところごくろうさまです」とかわいいお母さんが、にっこりとやさしい笑顔で私たちをお出迎えしてくださいました。
ここにはいろいろな体験学習や味覚狩り、時期によってはお祭りなども開かれていて、ゆったり地元の味覚を味わえるレストランもあります♪
ちなみにお母さんが両手に持っているもの、何だか分かります? これはこんにゃく芋なんです。「これくらい大きくなるまで3年くらい育てるんですよ」って教えてくれました。3年も育てなきゃダメだなんて…。そんな長いものだとは知りませんでした。
さて、そんなこんにゃく芋を使ったこんにゃく作り体験、スタートです!
こんにゃく作り体験は
1回1,500円
こんにゃく作りの場所は、屋内でも屋外でも好きな場所が選べます。私たちが訪れた日は寒く霧雨が降っていたので、室温が暖かいだけでなく木のあたたかみも感じられる室内にてお願いしました。ちなみにここがレストランで、炭火焼きなど色々なメニューを味わえるんですよ。
わくわくしながら待っていると、お母さんがキッチンの奥から、たらいと木べらと小さなタッパーを持ってそろりそろりと登場。
たらいにはぬるま湯が7分目くらいまで入っています。そこに、タッパーに入っている白い粉末をゆっくり加えていきます。
木べらで混ぜながら、白い粉を全て入れます。ちなみにこの粉こそが、こんにゃく芋を乾燥させて粉末状にしたものなのです。
そして3人で混ぜ続けること約15分。だんだんと糊のようにねっとりとした手応えが出てくるんです。そして木べらですくって逆さまにしても落ちないくらいの粘度に! そしてこれを30分ほど寝かせます。
しいたけ狩り…入園料なし、100g:250円でお買い上げ
こんにゃくを寝かしている間に、私たちはしいたけ狩りを体験することにしました。ここでは原木栽培という方法でしいたけが栽培されているのですが、なんとこの手法は日本での生産量のたった15%しかおこなわれていないんだそう。ちなみに残りの85%はと言うとおがくずで菌を発生させる菌床栽培なんだそう。
私たちが訪れた前日に、ちょうど団体客さんが来ていたらしく、ほとんどのしいたけが狩られたあとだったので写真にはあまりしいたけが写っていません(笑)。みなさんが行かれる際は前もって確認するのが良いでしょう! ちなみにしいたけは軽い力でポロリと取れるので丁寧にやさしく扱いましょう。
しいたけ狩りを満喫したので引き続きこんにゃく作りに戻ります。しばらく寝かしたことで、より硬さというか弾力が出てきたこんにゃく。これをゴム手袋をした手でぎゅっぎゅっと握り潰すように混ぜます。
そして少量の水で溶かした灰(アク)を入れて、まんべんなく混ぜ続けます。手から逃げるような感触ですが、気にせず混ぜ続けます。みさみさも楽しんでいる様子!
混ぜ混ぜして再び糊状になったら、またまた20〜30分ほど放置して
完成〜!!
白いこんにゃくが出来あがりました〜!! 3人で分けても多いくらい。この夜は、ここで買ったお味噌をつけてプリプリのこんにゃくを、おいしくいただきました。自分たちで作ったって思うと、いつもよりゆっくり味わって食べるものですね♪