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ジムニー車中泊・ひとり旅
VOL.003
ジムニー車中泊ひとり旅 VOL.3

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ジムニー車中泊ひとり旅 VOL.3


男のジムニー車中泊ひとり旅 VOL.3
Men alone travel by jimny


山の特等席へ、数えきれない星を見に行く

最近、仕事で長野方面に行くことが多い。
帰る道すがら、すでに暗くなった空を見上げると無数の星が溢れ東京の自宅から見える空の景色とは全く違った世界がそこにはある。特に八ヶ岳付近は宇宙関連の観測所も点在しているほど星を見るにはうってつけの場所である。
そんなことをふと思い出し、今回は北八ヶ岳方面へ星を見る旅へと出発した。

Photo & Text : 山岡和正

眩いほどの光と新緑が魅力の、変化に富んだ長距離林道

林道北山線~東山線~南沢線

今回は星を見に行く旅なので天気が最も気になるところだが、取材当日の現地の天気は「晴れのち曇り」予報。微妙な感じではあるが、心配しても仕方がないので夜には雲が取れることを祈りながらジムニーを走らせた。
いつものようにまずは林道へと向かう。八ヶ岳の北東に位置する佐久市周辺にはよく行く林道の名所「茂来林道」があり、支線を合わせれば凄い数と距離になるけれど、今回はあえて走ったことのない林道を探してみることにした。事前に地図で走れそうな林道を幾つかチェックしていてまずは1本目へ。ここが大当たりでテンションも上がってくる。広葉樹の森に光が差し込み眩しいほどの尾根の道で、支線も多くとにかく長い。距離が長過ぎて一般道に出た時にはもうグッタリという感じだ。エスケープルートも多く道のバリエーションも豊富で安全に楽しく走れる整備された道。久しぶりに高評価の林道に出会った気がした。

林道の出口からキャンプ場への移動に時間はかからなかったが、到着した頃にはもうすでに日は落ちていたので急いで夕食と車中泊の準備に取り掛かる。牧場風の広いキャンプ場には平日にもかかわらずバイクやSUVのキャンパーが何組もいて、いくつものテントの花が咲いていたが騒ぐわけでもなく皆静かに自然を楽しんでいるように見えて素敵な光景だった。 空がゆっくりと藍色に変わる頃には上空にかかっていた雲も消え、少しずつ星が現れて瞬き始める。 そして遠くには、大海を進む船のように見える「荒船山」が行くのが見えた。

車中泊の相棒はジムニーシエラJB74

今回の相棒はJB74だ。オンロードではしっかりとコシがあり、オフロードではしなやかな乗り心地で疲れない。前回までのJB23と比べるとタイヤハウスの圧迫が無い分荷室が広々と使え、車中泊するにも具合が良い。

EXTRA SHOT

八千代温泉・芹の湯
秘湯マニアも納得の天然温泉でほっこりする
翌朝、ベーコンエッグで腹ごしらえしてから温泉へと向かう。 目指すは良い意味でマイナー感のある、秘湯好きにはオイシイ温泉「芹の湯」である。 塩化物泉、炭酸水素塩泉、中性高張性冷鉱泉の3つの効能があり、具体的には筋肉系、皮膚系、肉体疲労系に効くといった感じだ。湯冷めしにくく効果もマイルドなため副作用、湯あたりがない。「素朴で静寂な隠れ湯」のコンセプトそのままに、本物の温泉好きにおススメしたい隠れた名湯といっていいだろう。個人的には、お湯が温めで長時間入れるのがありがたく、そのままずっと浸かっていたかった。
トランギア・メスキット
トランギア・メスキット Made in Sweden

ソロキャンプで料理もしたいならコレ 最低限必要なナベ、フライパン、皿のセットで、フライパンの使い勝手が秀逸な一品。料理するならこのクラスのフライパンがあれば万能だろう。ナベの中にコンパクトバーナーとガス、塩コショウなどを入れておけば完璧だ。 日本では長らく販売中止だったが、いつのまにか復活していた。
林道北山線
林道北山線
林道北山線
キャンプ場の敷地内にある公共の宿「山荘あらふね」は、地元佐久市の名物料理を楽しめる宿泊施設で、利用目的に応じた宿泊プランがある。
サクッと作れて失敗のないベーコンエッグ。撤収も簡単なのでいろんな意味でオイシイ。
地元でも人気の食堂「大竹」は、何を注文しても納得の美味さ。写真は「上州牛煮込み定食」でトロトロに煮込まれた牛肉がこれ以上ないほど柔らかく、白米は五郎兵衛米と呼ばれる佐久市のブランド・コシヒカリを使用する。近くを訪れたなら是非とも寄りたい名店だ。