ミリタリーは最高の娯楽である
ミリタリーアイテムは趣味の世界では難しいイメージであるが、そんなことはない。アイテムの用途や歴史を知ることで楽しい趣味と言える。兵士が使用することが前提で製作されているので、役に立つものが多く、日常生活でもミリタリーアイテムのアイディアが採用されており、ミリタリーアイテムの魅力をJB23と共に伝えていく。
蒼樹城太郎(ボスゲリラ)
サバイバルゲーム、ミリタリー、エアガンのライター。「月刊アームズマガジン」ではゲリラリラ軍団・女子サバゲチームウピウピ隊のプロデュースを行う。また、トイガンショップBURST-HEADのオーナーでもあり、ミリタリー業界を中心に幅広く活動中。
スズキジムニーJB23-7型を所有。
近年はキャンプブームと言うこともあり、ツールとしてジムニー人気も高い。4×4マシンをメインにキャンプを楽しむユーザーも増えている。キャンプ道具を揃えていくと、必ず必要なアイテムが限られてくるのがわかる。最初は何でも購入してしまい、後からムダなものを買ってしまった…ということもあるはず。
そこで今回紹介するのは、イタリア生まれのサバイバルツール「AXEM 4.0」である。数多く存在するサバイバルツールの決定版とも言えるアイテムだ。特徴は頑丈なボディーにノコギリと刃物が備わっている点である。刃物は決して鋭利でなく、薪などを切るための耐久性重視をメインにされている。材質はスチール製で製作されており、剛性が強いので曲がることがない。さらにドライバーと槍が装備され、ゴムパッキンでホールドされている。他に六角レンチ、ボルトオープナーなどキャンプで必要な道具がこれひとつに集約されているのが面白い。
剛性が強いことがコンセプトであるためこれを斧として使用できる。
まずは適当な木材を用意して、ノコギリ部で中心を削る。
ある程度削りを入れたら、本体を挟み込みパラコードで縛る。
これで斧として代用が可能。実際に使用してみると、木材を削ることができる。本体の剛性が強いことが理解できる。
さらに、狩用として、槍の部分を枝に括りつけることで拡張性が増している。サバイバルツールとしては申し分ない。
但し、専用のポーチが無いので、本体がむき出しなのが短所といえる。購入した場合は自分でケースを購入するのが必要となる。専用ポーチはメーカーから販売されていない。
キャンプなどをするとラゲッジスペースに荷物が満載になり、細かいアイテムを入れるスペースがないことが悩みのタネ。そこでJB23に荷物を拡張できる便利なアイテムが「リアゲートシステム」である。リアゲートの内側にモールシステムを搭載したリアゲートシステムを装着して、各種ポーチを取り付けることができる。
取り付けは簡単で、付属されているスナップビスをドライバーで直接はめ込むだけ。電動ドライバーを使用すれば5分も掛からない。取り付けのポイントは現物合わせをしながら調整して取り付けること。今回はサイリュームと各種ポーチを取り付けてミリタリー車輛のようにしてみた。これだけでもかなりカッコイイでしょ(笑)。
小さいポーチを装備するだけで、各小物を入れることができるので重宝する。先ほど紹介した「AXEM 4.0 」も入れている。
今回、撮影場所として千葉県VILLAGE1を使用。4月からSUV交流会を開始予定。サバイバルゲームフィールドだけでなく、SUV専用コースも設置されおり、ビギナーからベテランまで悪路コースが楽しめる。今回、MILITARY MACHINEの記事を読んだと言えば、500円引きのサービスをして頂けるということなので、利用してみよう。
VILLAGE1ウェブサイト
http://www.village-one.org