最近、車の追突事故の話をニュースなんかで聞くことが多い。
それでも自分にはあまり関係がないと、他人事のように思っていた。
だがそういったことは、突然降りかかってくるものなのだと実感する出来事が起こってしまった。
その日はいつものように相棒の黒蔵(ジムニーシエラ)に乗って帰宅途中だった。
夜20時頃だっただろうか。
赤信号待ちをしていると、ルームミラー越しに白い車が近づいてくるのが見えた。
なにか様子がおかしい、、、
明らかに、赤信号の列に入ってくる速度ではない。
これは突っ込んでくる!!と判断し、とっさに防御姿勢をとり、今から訪れるであろう衝撃に対し身構えた。
次の瞬間、ドンッ!!!!という大きな音と共に強烈な力で車体全体が揺さぶられた。
黒蔵が前の車両にぶつからないように、ブレーキから足を離さないように必死だった。