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ジムニーを話そう
VOL.002
いよいよ新時代!JB64,JB74型ジムニーを詳細解説(2)

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いよいよ新時代!JB64,JB74型ジムニーを詳細解説(2)

2018年7月5日、ジムニーにとって20年ぶりの新型がついにお披露目されました。ファンにとっても、ジムニーチューナーにとっても待望のニュージムニーは、私たちの期待通り、いえそれ以上の中身でした。今回はいち早く、その詳細とインプレッションをお送りしたいと思います。

文:山崎 友貴

山崎 友貴 氏の記事
くるまのニュース / スズキ新型「ジムニー」デビュー間近か 現行型はひっそり生産終了(外部サイト)
APIO JIMNY LIFE / TSジムニーのトリセツ
APIO JIMNY LIFE / 日本再発見ジムニー探検隊

ヘリテージデザイン? それとも新造形?

 それでは、改めて内外装のデザインを見ていきましょう。SJ・JA時代と比較しても、軽自動車枠をギリギリまで使ったスクエアな形状になりました。ただ、JB23型と比較すると、全高が+45㎜になった以外は、サイズアップしていないのです。それでもパッケージングを変えたことで、車内のユーティリティはアップしていると思います。それについては、後ほどお話しましょう。

ジムニーシエラJB74 / ミディアムグレー
 一見すると、顔はLJ型、全体のフォルムはSJ・JA型を意識していることが分かります。灯火類も丸形を使い、配置はSJ・JA型にそっくり。クラムシェルフードと呼ばれるボンネットフードの形状も、SJ・JA型からデザインを取っていることが分かります。スズキは「ヘリテージデザインではない」と言い切っていますが、明らかに歴代ジムニーの意匠を意識しているのではないでしょうか。
 スクエアなデザインになったことは、運転席の見切りに大いに貢献しています。前後左右を見回してみると、明らかに車両感覚が掴みやすくなりました。上方視界は下がっていますが、それ以外は向上しています。
 外観をバランス的に考えれば、今回はシエラが圧倒的にいいと言えます。シエラは海外で売れ筋のモデル。それを考えれば、まずシエラのバランスを重視して当然と言えます。シエラが走っているのを遠目に見ると、まるでディフェンダー90のよう。すでに人気はシエラに集まっているようですが、それもうなずけます。
 カラーは多様な嗜好を考慮して、ダークカラーとブライトカラーの両方を設定してきました。これは予想ですが、ミディアムグレーとシフォンアイボリーメタリックは人気が出るのではないでしょうか。2トーンカラーも用意されましたが、こちらの需要もかなり高そうです。
 インテリアのデザインは、本当に良くなりました。ここまでハスラーやクロスビーで創り上げてきた、スズキのデザインプロトコルが随所に活かされています。先代の10型では、もう着地点が分からなくなってしまったようなインテリアデザインだったが、今回は見事なバランスの中で着地したと言えるでしょう。
 全体的にSJ/JA時代のインテリアを思い起こさせるデザインで、四角いメーターフードでクロスカントリー4WDの雰囲気を演出しつつ、その間にある液晶パネルで各種情報を提供する、非常に現代的なものに仕上がっています。
 注目は助手席のアシストグリップバーが復活したこと。これにより、頭上のグリップで身体をようやく支えていたオフロード走行を、かなり快適なものにしてくれるはずです。
センターコンソールに配置されたウインドウスイッチ

オプションパーツなしでフルフラットになるシート(写真はXCグレード)

上:収納スペースになっているラゲッジボックス 下左:クォーターウィンドウ下に設けられたオプションフックなどが装着できるグロメット 下右:リアゲートを開けて左側に設置された12V/120W電源ソケット