トライ・フレンズ
最初に書いた通り、車とバイクを交換しながらアピオジムニーとバイクで走破していく企画なので、まずは登場人物の紹介から。この記事を書いている、わたくしはガールズバイカー編集部のハラダと申します。バイクもジムニーも大好き!
そして最終回を飾ってくれるトライ・フレンズはこのお2人!
小林夕里子(右)
オートバイ、キャンプ、旅にヨガなど、アクティブな女性のハッピーライフを自ら楽しみ伝える、ライフスタイルエッセイスト。プロデュースしているオリジナルアウトドアブランド“nomadica”もチェックです。愛称はコバユリ。
公式サイト→KOBAYURI.com
山下晃和(左)
タイクーン所属の、旅するファッションモデル。プライベートでは世界各国20カ国以上を自転車で旅した他、山もキャンプも好きで、バイクでも日本中を走り回ってきたアウトドア人。個人的にアピオジムニーも所有。
公式サイト→山下晃和のPEACEFUL DAYS
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今回で最終回となります「トライ・ザ・リンドー」。振り返れば、全く林道のことを知らない私編集部ハラダが、何にも臆することなく林道遊びができたのは、山岡カメラマンと毎回一緒に遊んでくれたゲストのみなさんと、そしてどんなシーンでもよく走ってくれるアピオジムニーのおかげ。最終回らしく林道大好きなお2人にトライ・フレンズとして参加していただきました!
2台のアピオジムニー×1台のバイクで出発
アピオのコンプリートジムニーTS7オーナーでもある山下くん。元々はバイクや自転車の方が好きだったそうですが、アピオジムニーに乗り始めて以来、クルマを運転することも楽しくなりました。アピオのwebコラム山下晃和のアピオジムニー旅暮らしでは様々な旅コラムが綴られているのでぜひ見てみてください。ちなみにブルーのジムニーが山下くんのもので、奥のグレーの車両はアピオのデモ車“横濱帆布号”です。 コバユリさんの愛車の1台である“エルコ”ことホンダXL230。軽く足つきの良い車体なので、林道にもバンバン突入できます。キャンプグッズの美しい積み方はお手本にしたい! ちなみにもう1台の愛車はBMW R80G/S。
オフショット! こちらも見てね♪
免許はあったものの、ずっとバイク生活だったためもう20年近くクルマを運転していなかったというコバユリさん。しかしここ最近、生活環境の変化に伴いクルマにも乗り始め、絶賛脱ペーパードライバー中! 「今年の目標が、四駆で林道を走ることだったんです」と、なんとも奇遇なタイミングだったのです。このアピオジムニーはオートマチックなので、ペーパードライバーの方でも林道を走ることだけに集中できますね。
今回ご自身のアピオジムニーで現場まで来てくれた山下くんは、若干体がウズウズしたのか(!?)コバユリさんのバイクで自由に駆けまわって少年のよう(笑)。身長が183cmもある山下くんには、ちょっとばかりXL230は小さそうですが、普段からセローで旅をしている彼からすると林道もお手の物! こんなにヒラヒラとバイクを扱えたら楽しいだろうな〜!
林道大好きなお2人と、林道のプロである山岡カメラマン、そして林道初心者の編集部ハラダの4人は、アピオジムニー2台とバイク1台で、梅雨入り宣言されるギリギリのタイミングで林道ツーリングを決行! 目指したのは神奈川県秦野(はだの)の近くにある丹沢あたりの林道です。秦野名水“竜神の泉”まで湧水を汲みに行くのが一つ目の目的。
標高520mの山腹にある竜の形をした岩からは清水が湧きだしており、“竜神の泉”と呼ぶ人がいました。また竜神がいるとされており、昔長く雨が降らず日照りが続く時には「大雨たった、まきたった…」と村人たちが歌を歌い雨乞いしたそう。雨も飲水もすべて竜神が司ると言われていたそうです。
platypusの折りたためるソフトボトルを持ってきてくれていた山下くん。竜神の泉から湧き出る水を汲んでくれました。私は本当はペットボトルを持って行こうと思っていたのにすっかり忘れていて…。アウトドアマスターの方たちといると本当に助けられます…汗。
あ、気持ち悪いので写真は拡大しない方がいいですよ笑
オフショット! こちらも見てね♪
前日の雨の影響が少しあり、ところどころぬかるんでいたり大きな水たまりがあるなど、マディコンディションではありましたがコバユリさんと山下くんはヨユーでクリア。私だけワーワー言ってました笑
今回は二輪駆動のままで走れたので四輪駆動にはしなかったのですが、「次回は四駆で林道を走ってみたいですね!」とアピオジムニーを満喫されていたコバユリさん
丹沢の竜神の泉の湧水はそのまま飲めません(と書かれていました)。沸騰させてからいただきましょう!
自転車旅やバイク旅の時はコンパクトさを重視したテントを推奨する山下くんですが、今回のようにジムニー旅の場合は「荷物の大きさや重さを気にしないでいいから良いですね」とのこと。モンベル製のテントを愛用
もちろんコバユリさんは自身でプロデュースしているノマディカのテントを。手際よく組み立てていくのはさすがです!
先ほど汲んできた水をジェットボイルで沸かします。ボトルもジェットボイルもコーヒーカップもすべて山下くん私物。こちらの準備不足を痛感しました(汗)
Old Lanterns Cafeというコーヒー屋さんの豆をハンドミルでガリガリガリ… 挽きたての豆と汲んだばかりの水でいただくコーヒーは格別。心までホッとします
エルコという名前で愛されているXL230、テント設営の間は物置の役目になってくれていました!
テントを張った場所のすぐ側には川があり、その川っぺりに動物の骨がありました。鹿かイノシシかな? と思われる大きさ。ここには自然が残っていました
川の先は急な滝になっており、そこから下を見て、目をまんまるにして驚いているコバユリさん(笑)。「Oh My God!!」という言葉が似合う感じです
nomadica製NEG JILという名の寝袋は¥39,800+税。コバユリさんが着ているマミー型シュラフと封筒型シュラフの2枚がセットになっていて、年中使えます。マミー型は手足が出せてカワイイ!
赤いのはシュラフ、黄色いのはテント。両方コンパクトに収まるのでバイクへの積載も難しくないです!
山下くんはコバユリさんのバイクに乗り、コバユリさんはアピオジムニーに乗り、林道を味わいます。交換しあって楽しみを共感できるのっていいですよね! これがこの企画「トライ・ザ・リンドー」の醍醐味でもあるんです♪
マフラーや足まわりを変更してある山下くんのジムニー。今回乗って行ったもう1台のデモ車とはタイヤのパターンが違うことをチェックしている様子でした。また「林道を走るときと一般道を走る時には、サスペンションの硬さを変更するといいですよ」とも教えてくれました!
林道を出て見つけた“手打ちそば さか間”さんへ。なんと店主の阪間さんは、過去にバイク業界でパーツ営業をされていたんだとか! 話が盛り上がったのは言うまでもありません。写真は天ぷらそば¥1,800
丸抜…山形県でわかおり、玄挽…新潟県とよむすめというように、その日のお蕎麦の産地と種類が変わります。写真は2色盛りの鴨せいろで¥1,400。http://www.sakama.co.jp